サガン鳥栖【写真:Getty Images for DAZN】
J1のサガン鳥栖は9日、トップチームに所属するMF伊藤遼哉との契約を解消することが両者合意のもとで決定したとして発表を行った。
現在21歳の伊藤は幼少時から海外で過ごし、スイスやドイツの強豪クラブの下部組織に在籍。バイエルン・ミュンヘンのU-15、U-16チーム、シャルケのU-17、U-19チーム、フォルトゥナ・デュッセルドルフのU-19チームなどでプレーしていた。
2018シーズンには鳥栖に加入し、初めて日本のクラブでのプレーを開始。4月にはルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦に先発出場してプロデビューを飾った。
昨季の出場はその1試合のみとなったが、今年1月には鳥栖との契約延長が発表された。だが今季もルヴァンカップで2試合にベンチ入りしたのみで、出場機会を得ることはできていなかった。
伊藤はクラブを通してサポーターに感謝の思いを述べ、「サッカー選手としてはもちろん、人間としてもすごく成長できたと思っています」とコメント。今後については「もう一度、海外に挑戦して、結果で恩返ししたいと思っています」と述べている。
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