3試合で1得点。低調な攻撃陣
9日のキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦は、9月から始まる2022年カタールワールドカップアジア2次予選開始前最後の国際Aマッチ。日本代表は1~2月のアジアカップで準優勝に終わった後、3月のコロンビア戦を0-1、ボリビア戦を1-0、6月5日のトリニダード・トバゴ戦を0-0とやや停滞感が否めない。
とりわけ、攻撃陣は3試合1ゴールと決定力不足が続いている。今回こそは確実に得点を奪って勝利することが強く求められている。
森保一監督は前回の試合に続いて3バックを継続し、スタメンを大幅に入れ替えることを明言。さらに、左足付け根に違和感を訴えて7日以降の練習を回避していた香川真司の欠場も明らかにした。
となると、攻撃陣の陣容は1トップ・永井謙佑、2シャドーに伊東純也と南野拓実という3枚でスタートすることになるだろう。そして時間帯や状況によって1トップに岡崎慎司が入り、伊東は右ウイングバックへ移動。2シャドーの一角には18歳の久保建英が陣取ると見られる。
指揮官も「久保は次の試合に出る可能性はある」とハッキリ語っていただけに、そこは大きな注目点と言っていい。
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