フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマン（PSG）に所属するブラジル代表FWネイマールは現地時間の5日に行われたカタール代表との国際親善試合で右足を負傷。コパ・アメリカ（南米選手権）を欠場することになった。ネイマールは5年間で18回も負傷し、71試合も欠場となっている。米メディア『ブリーチャー・レポート』が公式ツイッターで伝えている。

　ブラジル代表はカタール代表に2-0で勝利。だがこの試合の21分、ネイマールが相手のタックルにより右足を負傷し、そのままFWエヴェルトンと交代を余儀なくされた。その後、ネイマールはスタッフに抱えられながら、ピッチを後にした。この負傷により、ブラジルサッカー連盟はネイマールのコパ・アメリカ欠場を発表した。

　名実ともにスタープレイヤーのネイマールだが、怪我が多い。ブラジルワールドカップ前の2014年1月に右足を、4月には左足を負傷し、それぞれ8試合と1試合欠場している。その後復帰を果たし、母国開催のワールドカップに出場したネイマールだったが、コロンビア代表との試合でDFスニガにタックルをくらい、腰椎を骨折した。これにより、2試合の欠場となっている。その後、復帰したネイマールだったが、2014年8月に再び左足を負傷し、1試合の欠場となった。

　その後も負傷と復帰を繰り返している。2018年から怪我が多くなり、昨年2月に足首のねん挫と第五中足骨の亀裂と診断された。さらに足首の靭帯も断裂していたと報じられ、ロシアワールドカップ出場が懸念されたが、復帰を果たし本大会に出場している。

　だが、今季のネイマールは負傷が重なり公式戦28試合の出場に留まった。今年1月にも右足中足骨に亀裂が入って離脱し、復帰を果たしていたが、今回の親善試合で再び右足を負傷した。

　これでネイマールは怪我によるブラジル代表とPSGの試合の欠場数は71試合。5年間で負傷した回数は18回となる。怪我がちのネイマールの体はまさにガラスのように壊れやすい。

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