ラツィオのシモーネ・インザーギ監督【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのラツィオは6日、シモーネ・インザーギ監督と新たな契約を交わしたことを発表した。新契約の契約期間は2021年までとなる。
インザーギ監督は2016年4月にラツィオ監督に就任。翌シーズンに向けて新監督に就任したマルセロ・ビエルサ氏がわずか数日で電撃退任したあと正式監督となり、その後2020年まで契約を延長していた。
2016/17シーズンと2017/18シーズンはいずれもセリエAを5位で終了。2018/19シーズンは8位に順位を下げたが、コッパ・イタリアでは決勝でアタランタを破って優勝を飾り、来季ヨーロッパリーグの出場権も獲得している。
インザーギ監督は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が退任を発表した王者ユベントスの新監督候補の一人にも挙げられていたが、ラツィオとの契約延長が発表されたことでその可能性は事実上消滅。ユーベ新監督には、合意間近と報じられる現チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督が就任する可能性がさらに高まったと言えそうだ。
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