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日本代表 5年前

トリニダード・トバゴ戦、中島翔哉の存在感はさすがも…3バック初採用で格下に苦戦。課題の多いゲームに【どこよりも早い採点】

日本代表は5日、キリンチャレンジカップ2019・トリニダード・トバゴ代表と対戦して0-0のドロー決着。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのだろうか。

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

3バック採用も…格下にドロー

日本代表
日本代表のパフォーマンスはどうだったのか【写真:田中伸弥】

【日本 0-0 トリニダード・トバゴ キリンチャレンジカップ2019】

シュミット・ダニエル 6 前半にはFKを、後半立ち上がりにも決定機をセーブ。ハイボールの処理にも安心感を抱く
畠中槙之輔 5.5 鋭い読みで相手のカウンターを阻止。競り合いでも負けていなかったが、全体的に見せ場は少なかった
昌子源 6 チャレンジ&カバーの判断は優れていた。3バック中央で最終ラインを統率。全体的に安定感あるパフォーマンスが光る
冨安健洋 6 隙を見た攻め上がりを見せ、守備面でも粘り強く対応した。デュエルでも負けず、相手攻撃陣にとって厄介な存在に
長友佑都 5.5 豊富な運動量を見せ、中島と左サイドを崩しにかかるが、クロスの質をもう少し上げたかった
酒井宏樹 6.5 果敢な攻撃参加で前線に厚みを加える。前半には大迫の決定機も演出するなど、存在感を示す。途中交代がもったいないほどの出来であった
柴崎岳 5.5 ボールを集め、うまく散らしていた。しかし横パスをカットされピンチを招く場面も。その他にもパスのずれが目立つシーンもあった
守田英正 5.5 攻守の切り替えも素早く、積極的に縦パスを入れる姿勢も見せた。しかしチャンスに直接絡むことがあまりできず。途中交代となった
中島翔哉 7 積極的にドリブルを仕掛け、シュートを狙う。クロスの質も高かった。改めてその実力を示した
堂安律 5.5 決定機はモノにしたかったところ。もう少し仕掛ける姿勢も必要か。不完全燃焼感は否めなかった
大迫勇也 6.5 決定機は沈めたかったが、動き出しの部分で勝り、相手DFのマークを困難なものとした。得点が生まれていれば、文句なし

室屋成 5.5 積極的に攻撃参加を試み、相手ペナルティーエリア内にも侵入。しかし、酒井ほどの怖さは感じられなかった
小林祐希 5.5 落ち着いて試合に入るものの、流れを変えるほどの存在にはなれず。セットプレー時には室屋と被りあわや失点も
伊東純也 6 前線から果敢にプレスを与え、チームを活気づける。持ち味であるスピードも少なからず発揮できていた
南野拓実 6 フレッシュさを前面に押し出し、サイド、ボックス内で積極的に勝負。入りとしては十分だった
原口元気 6 縦への仕掛けから放たれるクロスで流れを変える。守備でもしっかりとして対応を見せるなど、悪くはなかった

森保一監督 5.5 自身の代名詞でもある3バックを採用。選手は個々に光るプレーを見せていたものの、システムに縛られている感は否めず。チームとして機能させるには課題が多い

【了】

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