令和初戦は海外組中心か
日本サッカー協会(JFA)は先月23日、キリンチャレンジカップ2019、トリニダード・トバゴ代表戦、エルサルバドル代表戦に挑む日本代表メンバーを発表している。長友佑都や大迫勇也、酒井宏樹などロシアワールドカップを戦い抜いた選手が順当に選出される中、久保建英や大迫敬介、中山雄太といった若手選手も同メンバーに名を連ねた。
そんな日本代表は5日にトリニダード・トバゴ代表との一戦に挑む。相手はFIFAランキング93位と格下であるが、油断があってはならないだろう。チームとして90分間高い集中力を保つことが求められ、結果だけでなく内容面も重要となってくるはずだ。令和初戦を勝利で飾るためにも、日本代表の戦いぶりには大いに期待したい。
トリニダード・トバゴ代表戦に出場する選手は、海外組が中心となるかもしれない。というのも、Jリーグクラブに所属する選手は週末にリーグ戦を終えたばかりであり、コンディションがあまり万全ではないはずだ。そのため、今回は2018/19シーズンを終えた海外組を中心にメンバーを考えていきたい。
GKには川島永嗣を推す。ロシアワールドカップ以来となる代表招集を受けた同選手は、所属するストラスブールでリーグ戦わずか1試合の出場に留まってしまった。コパ・アメリカにも引き続き招集されており、第2GKとして若いチームの精神的支柱となることが期待されるが、有事に備えて実戦経験は積んでおきたいところだ。
最終ラインは4枚で、左から長友佑都、昌子源、冨安健洋、酒井宏樹。昌子と冨安は3月に行われたコロンビア戦でもコンビを組んでおり、試合には敗れたが安定感あるパフォーマンスが光っていた。今回も二人の息の合ったプレーを見たいものだ。
長友と酒井は日本代表の常連組。所属クラブでもコンスタントに出場機会を得ており、コンディションは万全と言えるだろう。豊富な経験値を生かし、サイドで違いを生みだしたいところだ。