遠いヨーロッパの地で行われる日韓戦への反応
勝ち上がるためには“つまらないサッカー”も必要か。現在ポーランドでU-20ワールドカップを戦っているU-20日本代表。6月4日にはラウンド16でU-20韓国代表と対戦する。ポルトガル代表、アルゼンチン代表と同居したグループFを2位で通過した東アジアのライバル国を、影山雅永監督は「非常にリスペクトしている」と言う。
2日に行われた会見で、韓国代表の印象と当日の試合の展望について、次のように語った。
「力強さとテクニックの高さの両方を持ち合わせた選手とチームだと思っています。初戦でポルトガルに敗れたとはいえ、ゲームの内容は勝るとも劣らない内容でしたし、そしてそこから持ち直した2、3試合目の勝利は見事でした。そういった意味では、この決勝トーナメントに向けて士気や流れを高いところで保っていると思うので、ある意味、力的には我々がチャレンジャーとして何とか挑んでいくという試合になると思います」
遠いヨーロッパの地で“日韓戦”が行われることになったが、選手たちの反応は様々だ。FW宮代大聖は、韓国代表に対してライバル意識のようなものはないという。
「そういう風潮みたいなものは、なんかあるんだと思うんですけど、個人的には別にそこまであんまり(韓国代表に対してライバル意識は)ないですね」
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