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36歳川島永嗣、ロシアW杯以来の日本代表復帰。「サッカー選手にとって憧れの場所」

text by 編集部

川島永嗣
川島永嗣【写真:Getty Images】

 日本代表は3日、キリンチャレンジカップ2019に向けたトレーニングを愛知県内で行った。

 GK川島永嗣はロシアワールドカップ以来の代表招集となった。「日本代表というのは本当に年齢関係なくね、サッカー選手にとっては憧れの場所ですし、こういう場所に関われるというのは本当に光栄なことだと思います」と復帰に際しての想いを語った。

 森保一監督のサッカーについて「今まで以上にビルドアップのところでの仕事が求められると思う」と印象を話す川島は「色々な意味で選手も変わっているし、その中でのGKとしての順応性だったりとか、チームを後ろから支えていく上での力強さみたいなものはやっぱり大切だと思うので、そういうところがGKに求められる部分なのかなと思います」と語った。

 今季はフランス1部ストラスブールに所属していた川島は公式戦1試合のみの出場にとどまった。「今シーズンは試合に関わらないことが多かったので、パフォーマンスで何が得られたかというと、何も得られたと思っていないし、ただ、まだまだ自分の中にサッカーに対する情熱、高みに挑戦したいという気持ちはまったく変わらないし、また次に向かっていく意味で、いい意味で気持ちも充電できましたし、体もよりコンディション良くなってきていると思うので、次に向かっていく上でいい時間になったのかなと思います」と今季を振り返った。

「本当に誇り高い仕事だと思っているし、そこに関われる幸せというのはやっぱり今も感じていますし、やはり自分が生まれ育った国のためにこういう形で貢献したいという気持ちは、今までもそうだし、これからも変わらないですね」と改めて代表への想いを口にする川島。チーム最年長36歳の守護神はピッチ内外でチームに大きな影響力を与えそうだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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