ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を成し遂げたリバプールは、ユルゲン・クロップ監督との契約を延長することを強く望んでいるようだ。英メディア『BBC』『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
リバプールは現地時間1日に行われたCL決勝でトッテナムと対戦し、2-0の勝利で優勝を飾った。クラブにとっては7年ぶりのタイトル獲得であり、2005年以来14年ぶり6回目の欧州制覇となった。
国内のプレミアリーグでは、最終的にマンチェスター・シティに及ばず2位に終わったとはいえ、クラブ史上最多となる勝ち点97を獲得するなどの好成績を収めた。すでに名将と評されていたクロップ監督にとっても、その評価をさらに高めるシーズンとなった。
クラブのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)はクロップ監督との契約延長を熱望しているとの見方を英メディアは伝えている。「ユルゲンは素晴らしい監督だ。同時に謙虚で思いやりのある男であることも同じくらい重要だ」とトム・ワーナー会長も指揮官を絶賛している。
過去にボルシア・ドルトムントでもブンデスリーガ2連覇やCL準優勝などの実績を残したクロップ監督は、2015年にリバプール監督に就任。現在の契約は2022年までとなっており、まだ3年残されているが、クラブはすでにその先を見据えているようだ。
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