セリエA昇格を決めたエラス・ヴェローナ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAへの昇格を懸けたプレーオフ決勝の2ndレグが現地時間2日に行われ、チッタデッラに3-0の勝利を収めたエラス・ヴェローナが2試合合計3-2で来季のセリエA昇格を決めた。
1年でのセリエA復帰を目指していたヴェローナは、レギュラーシーズンを5位で終了。3位から8位までの6チームで争われる昇格プレーオフでは、8位のペルージャと4位のペスカーラを破って決勝進出を果たしていた。
決勝ではクラブ史上初のセリエA昇格を狙うレギュラーシーズン7位のチッタデッラと対戦。1stレグではホームのチッタデッラが2-0で先勝していた。だが2ndレグでは2人の退場者を出したチッタデッラに対してヴェローナが快勝し、逆転での昇格を勝ち取った。
来季のセリエAには他にレギュラーシーズン1位のブレッシアと2位のレッチェが昇格することが決定している。セリエAからは18位エンポリ、19位フロジノーネ、20位キエーヴォがセリエBに降格する。
ヴェローナには、バルセロナ下部組織出身で“韓国のメッシ”とも呼ばれた21歳の韓国代表MFイ・スンウも所属している。昇格を決めた2日の試合では出場機会がなかったが、今季はプレーオフ含め26試合に出場してヴェローナのセリエA復帰に貢献した。
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