権田修一【写真:Getty Images】
日本代表は2日、今月5日に行われるキリンチャレンジカップ2019のトリニダード・トバゴ戦に向けた練習を豊田市陸上競技場で開始した。
アジアカップ以来の代表復帰となったGK権田修一は今年1月にポルトガル1部ポルティモネンセに移籍を果たしリーグ最終戦で初出場を果たした。
「1試合しか出ていないですからね」と話す権田は「シーズンの途中で移籍するというのは、簡単じゃないというのはわかっていたし、その中でとにかく自分の中でどうしたら出られるだろうというのを考えていた感じですね」とポルトガルでの半シーズンを振り返った。
今回の代表には17歳の久保建英に注目が集まっているが、権田は「彼が中3くらいでユースの練習に来ている時に一緒にやったので。物怖じせずに普通に自分の良さを出せるのはストロングだと思うので、僕は本当にすごいなと思う」と印象を語った。
17歳の久保以外にGK大迫敬介も19歳の若さで初選出された。「Jリーグで本当に10代から試合に出ているというのは、これから日本のサッカー界というか、日本のGKにとってすごく必要なこと」と日本のGKレベルの向上を喜ぶ権田は「僕も30歳になったので、(川島)永嗣さんとタイプはちょっと違うかもしれないですけど、変にベテランの雰囲気を出さずにガツガツいけたらいいかなと思いますけどね」と一緒になって成長していく事を誓った。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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