堂安律【写真:Getty Images】
日本代表は2日、今月5日に行われるキリンチャレンジカップ2019のトリニダード・トバゴ戦に向けた練習を豊田市陸上競技場で開始した。
オランダ・エールディビジのフローニンゲンに所属するMF堂安律は今季33試合に出場し、5得点3アシストを記録。数字の上では昨季を下回ったが、第34節のフォルトゥナ・シッタート戦ではミドルレンジからスーパーゴールを決めるなど、インパクトを残した。
そんな堂安は今季を振り返って「いろんな感情がありますけど、簡単に言うと、今シーズンの方が昨シーズンよりも体の調子はよかったと思っていて、ただ逆に得点がついてこないという結果だったので、その辺はメンタルからくるものなのかわかりませんが、トライアンドエラーを繰り返してやるしかないと思っています」と話した。
今季は代表とクラブで移動も多かったが、メンタルとコンディションに関しては「やれることはやったつもりなので、準備において後悔はしていないので、そこではないと思っていますけど、ただメンタルからなのかな。アジアカップが終わって、もっと点を取らなくちゃいけないという課題を感じた中で、それがまた空回りになったりとか、そういうのもあったので、いろんな感情のコントロールが難しかったです」と話し、反省を口にした。
また、同じ左利きであるFC東京のFW久保建英とのポジション争いについて「彼の良さはわかっているので、すごい良い選手だと思って試合を見ていますけど、今回の26人全員がライバルだと思っているので、そういう気持ちで毎回ピッチに臨んでいますし、ああいった若い、すごい選手が来たからといって、気持ちが変わるようじゃダメだし、強い気持ちを持っているので、変わらずやりたいと思います」と話し、誰が来ても自分自身のやるべきことは変わらない。
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