トッテナムのソン・フンミン【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝のトッテナム対リバプール戦が現地時間1日に行われ、2-0の勝利を収めたリバプールが優勝を飾った。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは先発でフル出場し、CL決勝に出場した史上2人目のアジア人選手となった。
今季はトッテナムのクラブ年間最優秀選手に選ばれるなど、プレミアリーグとCLでのチームの好成績に大きく貢献してきたソン・フンミン。チームを初の欧州制覇に導く活躍も期待されていたが、結果は無得点での敗戦に終わった。
アジア国籍の選手がCL決勝のピッチに立ったのはソン・フンミンで2人目。過去にはマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元韓国代表MFのパク・チソン氏が2回の決勝に出場したのが唯一の例だった。
パク・チソン氏は2007/08シーズンのCL決勝を欠場したが、ユナイテッドが優勝を飾ったことでアジア人として初のCLタイトルを獲得。その後2009年と2011年の決勝には先発で出場したが、いずれもバルセロナに敗れて準優勝に終わった。
CL決勝に出場した上で優勝を飾ったアジア人選手や、CL決勝でゴールを決めたアジア人選手はまだいない。ソン・フンミンはそのチャンスを物にすることはできなかった。
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