マウロ・イカルディとパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
インテルのFWマウロ・イカルディとユベントスのFWパウロ・ディバラは、トレードの形でそれぞれもう一方のチームへ移籍する可能性があるかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが見通しを伝えている。
インテルのキャプテンも務めるエースストライカーとして活躍を続けてきたイカルディだが、今季はキャプテンを剥奪されるなどクラブとの関係が悪化。就任が発表されたアントニオ・コンテ新監督も、イカルディをチームに残すことは望んでいないと報じられている。
一方のディバラもユーベで苦しいシーズンを過ごし、代理人を務める兄は「ユベントスを去る可能性は高い」と先日発言していた。その後本人は残留の意志を表明したが、アトレティコ・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンなどからの関心も噂されている。
ともに1993年生まれのアルゼンチン人FWである両者の移籍先は、同じセリエAのライバルクラブとなる可能性も浮上している。イカルディは以前からユーベへの移籍を望んでいると言われており、ディバラもコンテ新監督のプレースタイルにフィットすると伊紙は述べている。さらに、両クラブの財政面にとってもプラスとなる取引でもあるという。
イタリア『カルチョメルカート.com』は独占情報として、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOがコンテ新監督との協議を行った上で、イカルディとディバラのトレードにゴーサインを出したとも伝えている。夏の移籍市場で大型トレードが実現することになるのだろうか。
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