ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドが、ミランに所属する20歳のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの代理人に接触したようだ。5月31日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
ユナイテッドには絶対的守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが在籍しているが、契約延長オファーは拒否され続けている。このまま契約更新しなければ、2020年6月には契約満了を迎えるため、フリーで退団することを防ぐためにも、今夏か来年冬の移籍市場で売却しなければならない。それと共に、即戦力となる新しい守護神の獲得も必要だ。
第2GKのセルヒオ・ロメロを正守護神に昇格させるという話もあったが、新しい守護神の獲得は検討している模様。同メディアによると、ドンナルンマの代理人を務めるミノ・ライオラ氏と連絡を取り、移籍の可能性について伺ったようだ。そして、6000万ユーロ(約72億7000万円)ほどの移籍金が必要になるとの情報を得たとされる。
ドンナルンマは2021年6月までミランとの契約を残している。しかし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃したことでクラブはコスト削減が急務となった。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触しないようにするため、ミランは主力を売却して収支のバランスを取らなければならない。果たして、ユナイテッドは放出候補の一人であるドンナルンマの獲得に動くのだろうか。
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