ジョアン・フェリックス【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーはベンフィカに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得に8000万ユーロ(約97億円)を準備しているようだ。スペイン『マルカ』などが現地時間の30日に報じた。
現在19歳のフェリックスは今季トップチームに昇格。2018年8月にトップチームデビューを果たした。今季公式戦43試合に出場し、20得点11アシストを記録した。UEFAヨーロッパリーグ(EL)では6試合に出場。フランクフルトとの準々決勝1stレグでは3ゴール1アシストを記録し、チームを勝利に導く活躍をした。
そんなフェリックスにはレアル・マドリーやバルセロナ、リバプール、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなど欧州ビッグクラブが獲得に興味を示している。そしてレアルが8000万ユーロ(約97億円)を準備していると報じられた。
だが、クラブのマネージャーを務めるオリベイラ氏が、1億ユーロ(約121億円)以上のオファーが届かなければ、売却しないと話している。さらに、レアルはチェルシーからベルギー代表FWエデン・アザールを獲得することが確実となっており、フェリックスが移籍したとしても、出場機会を与えられない可能性もある。そのため、レアルはフェリックスを8000万ユーロ(約97億円)で獲得し、期限付き移籍でそのままベンフィカに残留させるプランを考えているようだ。
今夏注目株のフェリックスの去就はいかに。
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