ユルゲン・クロップ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールのユルゲン・クロップ監督がユベントス指揮官就任の噂を否定し、リバプール残留を強調した。英メディア『ミラー』などが現地時間の29日に報じた。
クロップ監督は2015年に7シーズン指揮したドルトムントを離れ、同年10月にリバプール監督に就任。ドルトムントではタイトルを獲得しているものの、リバプールでのタイトルは未だない。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では決勝に進出するも、レアル・マドリーに破れ、後一歩のところで初タイトルを逃した。だが、今季もCL決勝に進出し、同じプレミアのトッテナムと欧州No.1の座をかけて戦う。
そんなクロップ監督にはユベントス監督就任の噂が出ていた。ユベントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督が今季限りでの退任を発表。クロップ監督も後任候補にリストアップされていた。だが、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督がユベントスの監督に就任することが決定的となっている。
そんな中、クロップ監督は『スカイ・イタリア』のインタビューで「もちろん、イタリア・セリエAは好きなリーグだ。だが、私が聞いたユベントスに関する全ての噂はデタラメだ。真実は何もない。私はリバプールから出ない。セリエAをよく知っている。だが、私はリバプールに残る」と残留を強調した。
来季もリバプールで指揮することを断言したクロップ監督は、リバプールでの初タイトルを狙う。
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