オズワルド・オリヴェイラと大槻毅【写真:Getty Images】
J1の浦和レッズは28日、オズワルド・オリヴェイラ監督との契約を解除したことをクラブ公式サイトで発表した。後任監督にはトップチームの監督とヘッドコーチの経験がある大槻毅氏が就任する。
浦和はAFCアジアチャンピオンズリーグでは決勝トーナメントに進出するも、リーグ戦では現在4連敗中で順位も11位と低迷している。オリヴェイラ監督はこの責任を取ることになった。
浦和の公式サイトで「ファン・サポーターのみなさまへ」と題し、「これまでチームに対しては、ACLとリーグを戦い抜けるだけの戦力補強を行いました。また、オリヴェイラ監督の要望を受け、コンディション回復機器の導入や、食事の提供などのサポートを実施してきました。しかしながら、それらを生かし切れているとは言えない現状があり、このままでは、優勝はもとより上位進出もままならないと判断し、監督、ヘッドコーチの経験がある大槻毅氏に監督に就任していただくこととしました」と立花洋一代表のコメントを発表した。
さらに、 ヘッドコーチのルイス・アルベルト・シルバ氏とコンディショニングコーディネーターのアレックス氏との契約も解除したことを発表。後任監督の大槻氏は2018年4月、堀孝史氏の解任後に暫定監督に就任し、チームを復調させた。今年3月からはネットワーク構築推進プロジェクト責任者となり、トップチームコーチの任から離れていた。
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