ラウール・ブラボ【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラで八百長事件が起きた。現地時間の28日、スペイン『アス』などが元レアル・マドリーでギリシャのアリス・テッサロニキに所属するDFラウール・ブラボらを逮捕したと報じた。
この八百長事件に関与した組織のリーダーはブラボで、今季リーグ戦で19位だったウエスカが八百長事件の中心になっている。ウエスカの会長を務めていたアグスティン・ラサオサ氏やメディカル部門のフアン・カルロス・ガリンド・ラヌサ氏も身柄を拘束された。八百長が行われたのは、2016/17シーズンと2017/18シーズンの1部と2部の試合のようだ。
さらにスペイン紙『セルビメディア』によると、レアルのBチームなどでプレーしたFWカルロス・アランダ氏、元レアルでバジャドリーMFボルハ・フェルナンデス、デポルティボ・ラ・コルーニャDFイニゴ・ロペスらが逮捕されたという。
また、今季リーズ・ユナイテッドからヘタフェに期限付き移籍中のMFサムエル・サイスも逮捕された報じられたが、ヘタフェによると逮捕ではなく事情聴取だけだったようだ。
現在ウエスカ警察が、身柄を拘束されている選手や会長にマネーロンダリングに関与している疑いがあるとして調査を行なっているという。
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