レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは同クラブに所属するDFセルヒオ・ラモスの移籍許可の申し出を断ったようだ。
スペインテレビ『エル・チリンギート』は、S・ラモスが中国への移籍を希望しているようでマドリーのフロンティーノ・ペレス会長にフリーでの移籍許可を求めたと伝えている。しかしペレス会長はS・ラモスに対し「チームのキャプテンを無償で放出する事は出来ない」とし希望を受け入れなかった模様だ。
33歳のS・ラモスは2005年にセビージャからマドリーに加入した。通算606試合に出場しチャンピオンズリーグ(CL)4度を制すなど合計20個のタイトル獲得に貢献している。しかし今季のCLベスト16でアヤックスに敗れた際、ロッカールームに姿を見せたペレス会長がS・ラモスに対し「放出するぞ」と言われた事でS・ラモスは激怒、今回の移籍志願に繋がったとされている。
しかし、移籍解除金8000万ユーロ(約100億円)で2021年まで契約を残すうえ、ジネディーヌ・ジダン監督からも厚い信頼を受けているS・ラモスが今夏に移籍する可能性はかなり低いのかもしれない。
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