アントニオ・コンテ氏【写真:Getty Images】
インテルはアントニオ・コンテ氏を来季の監督に迎える事になりそうだ。27日付けの伊メディア『スカイ・イタリア』など複数のメディアが報じている。
同メディアではインテル幹部とコンテ氏が来月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝が開催されるマドリッドで会う事になっており、そこで契約書にサインをする事になるだろうと伝えている。なお、既に両者は3年契約の年俸1200万ユーロ(約15億円)で合意に達しているようだ。
49歳のコンテ氏はアタランタやシエナで経験を積み2011年にユベントスの監督に就任する。就任と同時に優勝を成し遂げるとリーグ3連覇を達成し2014年からはイタリア代表監督に招かれる。その後、チェルシーの指揮官となり2016/17シーズンには優勝も経験するが、2018年に成績不振の責任を取り解任された。
なおインテルは26日に行われたセリエA最終節でエンポリに2-1で勝利し2季連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。セリエA復帰となれば5年振りとなるコンテ氏、ユベントスで一時代を築いた熱血指揮官は就任が決まった際にはインテルをどのように変えていくのだろうか。
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