インテルがCL出場権獲得【写真:Getty Images】
【インテル 2-1 エンポリ セリエA最終節】
セリエA最終節、インテル対エンポリが現地時間26日に行われた。試合はホームのインテルが2-1で勝利し、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
勝てばチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるインテルと、勝てば残留が決まるエンポリの最終節。
ホームのインテルは、序盤からエンポリを圧倒した。上位と下位の対決らしく、力の差を見せる。しかし、相手GKドラゴウスキの好守に阻まれ、先制点を奪えない。
0-0で折り返したインテル。アサモアを下げてケイタ・バルデを投入して後半をスタートさせると、この采配が的中する。51分、ケイタ・バルデがペナルティエリア手前から鋭いミドルシュートを突き刺して1-0とした。
その後、インテルはPKを得るが、イカルディのシュートはGKに止められ、追加点の絶好機をいかせない。
同時刻で行われているフィオレンティーナ対ジェノアが0-0で進んだため、引き分けでは降格となるエンポリは終盤に前に出た。
すると、インテルはピンチが増えていく。70分のピンチはハンダノビッチが防いだが、76分にはついに失点。左サイドを崩されると、トラオレにゴールを許してしまう。
この時点でチャンピオンズリーグ出場権争いのライバルであるミランとアタランタはそれぞれリードしており、インテルは勝ち越しゴールが必要な状況。81分、インテルはベシーノのミドルシュートがポストに跳ね返ったところをナインゴランが冷静に詰めて2-1と勝ち越し、再びチャンピオンズリーグ出場に近づく。
最後までピンチが続いたインテルだが、ハンダノビッチのファインセーブでエンポリに2点目を許さず、逃げ切りに成功。サッスオーロを下したアタランタとともに来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にした。
【得点者】
51分 1-0 ケイタ・バルデ(インテル)
76分 1-1 トラオレ(エンポリ)
81分 2-1 ナインゴラン(インテル)
【了】