サガン鳥栖【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第13節の試合が26日に各地で開催されてている。14時キックオフの試合では浦和レッズとサンフレッチェ広島、サガン鳥栖と鹿島アントラーズがそれぞれ対戦した。
浦和はリーグ戦3連敗、広島はリーグ戦5連敗と低調な戦いを続けている両チーム。直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合ではともに勝利を収めており、国内にもその良い流れを持ち込みたいところだった。
前半6分には柏好文からのクロスがDFの頭に当たってポストを叩き、こぼれ球を今季リーグ初先発の森島司が押し込んで広島が先制。25分にも森島からのCKにドウグラス・ヴィエイラが頭で合わせてリードを広げた。森島はACLに続いて2試合連続1ゴール1アシストの活躍。
さらに63分、またも森島のスルーパスで抜け出したハイネルがGKとの1対1の形となり、一旦は弾かれたボールを押し込んで3点目。80分にも川辺駿からのクロスに合わせた渡大生が4点目を加え、広島がアウェイでの大勝で連敗をストップした。浦和は4連敗となる。
3連勝中の鹿島と2連勝中の鳥栖の対戦は両チームともに決め手を欠き、スコアレスのまま終盤へ。そのままドローに終わるかと思われた94分、高橋義希のスルーパスで抜け出した小野裕二が左サイドから折り返し、中央で合わせた豊田陽平が劇的な決勝ゴール。鳥栖が連勝を3に伸ばした。
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