清水エスパルス【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第13節の試合が25日に各地で開催されている。14時キックオフの試合では北海道コンサドーレ札幌とガンバ大阪、清水エスパルスとベガルタ仙台がそれぞれ対戦した。
7位の札幌と14位のG大阪の対戦は、日本代表への初招集を受けた菅大輝や同じく日本代表の鈴木武蔵などのシュートで札幌がゴールを脅かす。G大阪も前半終了間際に倉田秋が抜け出す決定機を迎えたが決められず、前半を0-0で折り返す。
後半にも両チームにチャンスは多かったが、両GKの好守もあって最後までスコアは動かず。勝ち点1を分け合う結果に終わった。
前節時点で最下位の清水と、わずか1ポイント差で16位の仙台との試合は、混戦の降格圏脱出に向けた直接対決となる大一番。両チームが激しくゴールを奪い合う展開となった。
前半2分にはCKからのサインプレーで松下佳貴が決めて仙台が先制。だが清水もそのわずか3分後にドウグラスのヘディング弾で同点に追いつくと、20分には北川航也が自ら倒されたPKを決めて逆転する。
だが37分にはこぼれ球をエリア手前から吉尾海夏が強烈に蹴り込んで2-2の同点。前半アディショナルタイムには北川のスルーパスからエウシーニョが決め、清水が3-2と勝ち越して前半を折り返した。
59分には長沢駿のダイビングヘッドで仙台がまたも試合を振り出しに戻す。そのままドローに終わるかに見えた89分、北川のクロスからドウグラスがヘディングで勝ち越し弾。4-3の勝利を収めた清水が最下位脱出に成功した。
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