勝ち点15を獲得したサンフレッチェ広島【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージは22日までに東地区のグループステージ全日程を終了した。日本勢の4チームが獲得した総勝ち点は43ポイントとなり、過去8年間では最多を記録している。
21日から22日にかけて行われた最終節の試合ではJリーグ勢が4戦4勝を記録。すでにグループ突破を決めていたサンフレッチェ広島に続き、浦和レッズと鹿島アントラーズも突破を決めたが、川崎フロンターレは他のチームの結果によりグループ3位で敗退となった。
広島は勝ち点15、鹿島と浦和はそれぞれ勝ち点10、川崎Fは勝ち点8を獲得している。4チームで合計43ポイントという数字は、2011年に記録した44ポイント以来では最も高い数字となった。
2012年から2017年までは合計勝ち点は30ポイント台。昨季は4チームでわずか24ポイントというワースト記録を更新していたが、大幅に持ち直した形となった。
韓国勢の4チームは合計41ポイント、中国勢の4チームは合計37ポイントを獲得しており、総勝ち点は日本勢が東地区でトップ。2年前の2017年にも合計38ポイントの日本勢が最多だったが、中国勢は3チームのみで37ポイントを獲得しており、1チームあたりの平均勝ち点では日本を上回っていた。平均勝ち点でも日本が東地区最多となったのは2013年(中国と同点)以来、単独最多は2009年以来10年ぶりのことだ。
決勝トーナメント1回戦では広島と鹿島が日本勢対決で激突するほか、浦和レッズが韓国の蔚山現代と対戦する。一昨年の浦和、昨年の鹿島に続き、日本勢3連覇の快挙達成に向け戦いは続いていく。
【了】