バイエルン・ミュンヘンのジェローム・ボアテング【写真:Getty Images】
インテルがバイエルン・ミュンヘンに所属するDFジェローム・ボアテングに興味を示しているようだ。20日付けの独紙『ビルト』が報じている。
インテルは今夏にアトレティコ・マドリー退団を表明したディエゴ・ゴティンの獲得が決定的となっている。それに加えバイエルンで通算286試合に出場している経験豊富なボアテングも迎え入れたい意向を持っている模様だ。
30歳のボアテングは今季リーグ戦20試合に出場するも、主にマッツ・フンメルス、ニクラス・ズーレの控えとしての役割を担っていた。また来季からはリュカ・エルナンデス、バンジャマン・パバールの加入も決まっており出場機会は今季より厳しくなるとの見方が強い。
一方のバイエルン側もボアテングを簡単に放出するつもりはなさそうだ。昨季、パリ・サンジェルマン(PSG)はボアテングに対し3200万ユーロ(約40億円)のオファーを提示したが、バイエルン側はこれを拒否していた。今季はその額は下がると見られているが、クラブは2000万ユーロ(約25億円)以下では放出をしない意向を示している。
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