ヘタフェの柴崎岳【写真:Getty Images】
スペイン1部ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は、同クラブに所属する日本代表MF柴崎岳が今季を通して見せてきた姿勢に賛辞を送っている。スペイン紙『マルカ』が指揮官のコメントを伝えた。
ヘタフェは現地時間18日に行われたリーガエスパニョーラ最終節の試合でビジャレアルと対戦し、2-2で引き分けた。4位以内での来季チャンピオンズリーグ出場権獲得も争う状況にあったが、最終的に5位でシーズンを終えている。なお、柴崎はビジャレアル戦に84分から交代で出場した。
シーズン終盤にかけてようやく出場機会を増やしてきた柴崎だが、今季を通して苦しい状況が続き、リーグ戦での出場は7試合のみとなった。だがボルダラス監督は練習も含めて柴崎が見せてきた姿勢を称賛している。
「我々は彼に満足しているし、プロ意識にも満足している。今年は出番が少なくなったが彼の振る舞いは模範的だった」とボルダラス監督。「そういうこともある。全ての選手たちが望み通りの出場時間を得られるわけではない」と続けた。
来季に向けては、「健康でいてほしいし、我々の望むことに取り組み続けてほしい。つまり練習することだ」と監督は柴崎への期待を示している。
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