フランク・ランパード【写真:Getty Images】
イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)のダービー・カウンティが現地時間の15日に行われたプレミアリーグ昇格プレーオフ準決勝リーズ・ユナイテッド戦に勝利。プレミア昇格まであと一勝と迫った。
チェルシーやマンチェスター・シティに所属した元イングランド代表MFフランク・ランパード監督率いるダービーはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝でチェルシーで活躍した元イングランド代表DFジョン・テリー氏がコーチを務めるアストン・ビラと対戦する。チェルシーとイングランド代表で共に戦った二人が顔を会わせることとなった。
レギュラーシーズンを6位で終えたダービーは6位以内が参戦するプレーオフへ進出。準決勝では3位のリーズと対戦した。ホームで行われた1stレグを0-1で落とし、逆転へは2点以上取らなくてはならないダービーは24分に先制を許してしまう。それでも諦めないダービーは前半終了間際と後半開始早々に得点を決め、同点とする。1点を返されるものの、PKでの得点で2戦合計3-3と迎えた後半AT。スコット・マローンが劇的ゴールを決め、ダービーが2戦合計4-3で勝利した。
勝利したランパード監督は英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューで「私は多くの人々が相手のスパイ行為について我々が泣いていると聞いた。でも、スパイ行為について長い時間考えたことはないよ。我々は彼らと試合をし、準備をし、結果を出した」と話し、リーズが今年1月にダービーに対して行ったスパイ行為についても触れた。
決勝は現地時間の26日にウェンブリースタジアムで行われる。プレミアへの最後の椅子はランパード監督率いるダービーか、それともテリーがコーチを務めるアストン・ビラなのか。この2チームの対決に注目が集まる。
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