マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹は、クラブとの契約延長に向けた交渉を行っているという。仏紙『レキップ』が報じたとしてフランス複数メディアが伝えている。
酒井はドイツのハノーファーから2016年にマルセイユに加入。当初の契約は2020年までとなっていたが、2017年9月には1年間延長した新たな契約を交わし、現在の契約は2021年までとなっている。だがさらなる延長に向け、現在クラブとの交渉を行っていると報じられている。
今季のマルセイユでも、酒井はアジアカップ出場のためチームを離れた時期を除けばレギュラーとしてプレー。チームは昨季の4位から順位を下げ、来季の欧州の大会の出場を逃すことが確定したが、酒井の奮闘はクラブ専門メディアやファンから高い評価を受けている。
『フットマルセイユ.com』は酒井について、「マルセイユの今季の数少ない満足」と記述。『le Phoceen』も「今季のマルセイユで良いプレーをした数少ない選手の一人。2016年夏に加入して以来そういうことはたびたびあった」と評している。
酒井がアジアカップで不在となったことは「チームにとって大きな痛手だった」と述べ、復帰とともにマルセイユが好調を取り戻したことにも言及。同メディアの今季平均採点では、酒井はDFブバカル・カマラに次ぐチーム2位に位置しているという。また契約延長の報道を受け行っているアンケートでは、3400人以上の投票者のうち96%という圧倒的多数が酒井の契約延長を歓迎している。
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