ダニエレ・デ・ロッシ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのローマは同クラブに所属する元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが退団することを14日にクラブ公式サイトで発表した。
ローマの下部組織出身のデ・ロッシは2001年に18歳でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアンデルレヒト戦でトップチームデビュー。その後、2003年にトリノ戦でセリエAデビューを果たした。ローマ一筋で18年間在籍。年代別のイタリア代表にも選ばれ、2006年に開催されたドイツワールドカップのメンバーにも選出され、ワールドカップ優勝を経験した。
そんなデ・ロッシの今季は膝の怪我などもあり、出場機会が限られていた。公式戦22試合の出場に留まり、2得点1アシストを記録している。
クラブの公式サイトでローマのジェームズ・パロッタ会長が「18年間、ダニエレはローマの心臓を鼓動させ続けていた。2001年のデビューからキャプテンを引き継ぐまで、彼はピッチ上では欧州最高のMFとしてのプライドを持ちながら、ローマファンの代表としてあり続けた」とコメントした。
なお、デ・ロッシは現地時間の14日にローマの練習場で会見を行う予定だという。去就については明言されてはいないが、現役続行で来季は19年目のシーズンを迎える。
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