篠田善之【写真:Getty Images】
J1の清水エスパルスは14日、ヤン・ヨンソン監督の後任として篠田善之コーチの新監督就任を発表した。
清水は12日にヨンソン監督の退任を発表していた。ヨンソン前監督の就任1年目は、2017年に14位で辛うじてJ1に残留したチームを中位に引き上げ、8位でフィニッシュ。だが今季は開幕から6試合白星がなく最下位に沈むなど苦しい戦いが続いていた。
後任となる篠田善之監督は2005年にアビスパ福岡のホームタウン推進部コーチに就任。その後、同クラブ下部組織のコーチなどを歴任し、2008年にアビスパ福岡の監督に就任した。また、2012年からFC東京のコーチに就任すると、2016年から約1年間FC東京で指揮を執った。2018年からは清水のコーチに就任している。
篠田新監督はクラブの公式サイトで「ヨンソン監督をコーチとして最後まで支えきれず申し訳ない気持ちであり、また現在の成績についても責任を感じています。一方で新たな一歩を踏み出していかなくてはいけません。改善すべき点はみんなが分かっているので、それに対し、どれだけ謙虚に、前向きに取り組むことができるかが重要だと思っています。エスパルスが一つでも多く勝てるように、チーム全員で目の前のゲームに全力を尽くしていきます」とコメントした。
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