PAOKが厳戒態勢の中で2冠達成【写真:Getty Images】
ギリシャカップ決勝、PAOK対AEKが現地時間11日に行われた。試合はPAOKが1-0で勝利し、国内リーグとの2冠を達成しているが、これを見届けた観客の少なさが話題になっている。ドイツ『シュピーゲル』などが伝えた。
アテネで行われたこの大一番。ギリシャサッカー連盟は、ファンの衝突を恐れ、チケットの枚数を制限。メディアによってその数は異なるものの、合わせて1000枚前後だった模様だ。
スタジアム外では、アテネのオモニア広場に人が集うことも禁止されて厳戒態勢。スタジアムでの観戦が1000人程度だったのに対し、決勝戦を安全に行うために動員された警察は3000人にのぼったとのことだ。
それでも暴動を完全に防ぐことはできず、PAOKが優勝を決めた際には観客が衝突し、警官隊が止めに入ったと『デイリー・メール』は伝えている。
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