フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ、チェルシー対フランクフルトが現地時間9日に行われた。試合は延長戦が終わった時点で1-1となりPK戦の末3-4でフランクフルトは敗れた。
フランクフルトにとって39年ぶりの欧州大会決勝進出はならなかった。チェルシーに先制されたフランクフルトだったが、後半49分に長谷部誠のパスが起点となり最後はヨビッチがゴールを決め試合を振り出しに戻す。その後は両チームともゴールを決める事が出来ず延長戦へ。
延長でも決着がつかずPK戦となり両チームとも1人ずつが失敗し迎えたフランクフルトの5人目、パシエンシアがGKに止められたのに対しチェルシーはアザールが決めフランクフルトはあと一歩のところで決勝進出を逃した。
独メディア『シュポルトブッツァー』は試合後、選手の採点と寸評を掲載し、120分間フル出場した長谷部を「試合序盤にゴールライン上でチームを救うクリアを見せた。中盤で出場したが、3バックでプレーしている時よりも見せ場を作る事が出来なった。それでも前線に効果的なパスを供給し経験でチームを落ち着かせていた」と評し「3」を与えた。
一方、『シュポックス』では長谷部をチームのベストプレーヤーに選出した。「1stレグでは不安定だったが、スタンフォードブリッジでこの日本人は輝き放った。。ハセベは1対1ではあまり勝てなかったが、チームで一番相手からボールを奪った。またゴールライン上でのクリアも見せた」と評価している。(ドイツメディアの採点は「6」が最低、「1」が最高)
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