「もちろん僕の方がいいゴールだ」
マンチェスター・ユナイテッドは22日、プレミアリーグ第30節でウェスト・ハムと敵地で対戦し、2-0で快勝した。
4-2-3-1の布陣で臨んだユナイテッドは、前回の試合で全治4~6週間の膝の怪我を負ったファン・ペルシーの代わりにルーニーが最前線に入り、トップ下にはマタ、左に香川、右にヤングが入った。
ユナイテッドは前半8分、右サイド後方からのヤングのクリアボールに競り勝つと、ハーフェイライン右から約53メートル(スカイスポーツ調べ)のロングボレーシュートを決めた。
同33分には、速攻からルーニーが中央を駆け上がり、右サイドのヤングに展開すると、素早いクロスボールが相手のクリアミスを誘い、ニアポストに飛び込んだルーニーの足に当たってゴールとなった。
チーム主将を務め、マンオブザマッチに輝いたルーニーは試合後、次のように語った。
「先制ゴールは本能的なものだった。GKが前に出ていたのが見えたから打った。今までにも何度かああいうロングシュートは打ったことはあったけど、今日は決まってよかった。(ベッカムと比較されて―)もちろん僕の方がいいゴールだ。ベストゴールではないけど、上位に入るゴールだと思う。でも、ゴールよりもチームが好調を維持することの方が大事」
「チームの調子はいいし、今日はいい結果が出せた。先週は(リバプールに)負けてしまったから、結果を出す必要があった。オリンピアコス戦での勝利がチームに大きな自信を与えたし、今日の試合でも自信を持ってプレーできたから満足している。オリンピアコス戦の結果はリバプール戦での敗北から、ファンとチームの自信を回復させる大きなものになった」