現役時代のロナウド氏とルク・ニリス氏【写真:Getty Images】
元ブラジル代表のロナウド氏は、自身のキャリアの中で一緒にプレーした「最高のパートナー」として、やや意外な名前を挙げている。ブラジル『SporTV』に語った。
ブラジルのレジェンドであるロナウド氏は現役時代にバルセロナやレアル・マドリー、インテル、ミランなどで活躍。ブラジル代表としても2002年ワールドカップ得点王に輝くなど、ペレ氏に次ぐ同国歴代2位の62ゴールを記録した。
当然ながらそのキャリアの中では、錚々たる選手たちとチームメートとしてプレーしてきた。ブラジル代表ではリバウド氏、ロナウジーニョ氏とともに「3R」と呼ばれたほか、ロマーリオ氏やカカー氏などとも共演。マドリーではジネディーヌ・ジダン氏やラウール氏、インテルではクリスティアン・ヴィエリ氏などと豪華攻撃陣を構成した。
だがロナウド氏が最高のパートナーとして挙げるのは、オランダのPSVでチームメートだった元ベルギー代表FWのルク・ニリス氏。「彼はいつもたくさんのアシストを供給してくれた。ジダンより優れていたというわけではないが、非常に利他的だった。彼がボールをくれて、私が決めていた」と語った。
ロナウド氏は欧州での最初のクラブとして1994年から2年間PSVでプレーし、通算57試合で54ゴールを記録。過去のインタビューでも、同氏はニリス氏を最高のチームメートに挙げていたことがあった。
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