フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ公式サイトでは、今季の公式ベストイレブン選出に向けたユーザー投票を今月3日から開始している。フランクフルトの長谷部誠も候補としてノミネートされた。
ブンデスリーガ公式サイトがベストイレブン候補として選んだのはGK5人、DF10人、MF15人、FW10人の合計40人。長谷部はその中で、MF枠の一人として日本人選手で唯一候補に名を連ねている。
これまでのキャリアを中盤の選手として過ごしてきた長谷部だが、1月で35歳となった今季は3バックの中盤のリベロとして新境地を開拓。フランクフルトの好成績に大きく貢献して高い評価を得ている。
独誌『キッカー』ではシーズン前半戦のベストCBに選ばれ、平均採点ランキングでは全フィールドプレーヤーの中で首位に立った時期もあった。現在も平均「2.84」でDFの選手では1位、フィールドプレーヤー4位となっている。
だが本来の登録ポジションが基準とされたためか、ベストイレブン候補にはMFでノミネートされた。中盤にはマルコ・ロイスやジェイドン・サンチョ(ともにボルシア・ドルトムント)、チアゴ、ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)など強力なライバルも多く、ベストイレブンに選出される上では不利となるかもしれない。
【了】