アーセナルとブライトン【写真:Getty Images】
【アーセナル 1-1 ブライトン プレミアリーグ第37節】
イングランド・プレミアリーグ第37節、アーセナル対ブライトンが現地時間5日に行われた。試合はホームのアーセナルが1-1でブライトンに引き分けた。
トップ4入りを目指す現在5位のアーセナルはラカゼットとオーバメヤンが2トップに入り、中盤にはエジル、ムヒタリアン、ジャカ、トレイラが起用された。
試合開始早々にアーセナルがチャンスを作る。8分、右サイドからリヒトシュタイナーが中央へクロス。ブルーノが一度跳ね返すが、こぼれ球をモンレアルが拾う。モンレアルをジャハンバフシュがペナルティエリア内で倒してしまい、PKの判定。これをオーバメヤンが決め、アーセナルが先制に成功した。
1点をリードしたアーセナルはボールを保持する時間が多くなる。ブライトンは中々ボールを奪うことができない。後半に入ってもアーセナルがボールを保持するが、追加点を奪うことができない。
すると、ブライトンにチャンスが訪れる。60分、カウンターから左サイドを抜け出したマーチがペナルティエリア左に侵入。ジャカがたまらず手をかけてしまい、エリア内で倒してしまう。このプレーはPKの判定となった。これをマレーが決め、ブライトンが同点に追いついた。
だが、アーセナルにビッグチャンスが訪れる。74分、左サイドをドリブルで仕掛けたムヒタリアンが中央にクロス。オーバメヤンがフリーで合わせるが、ゴール左に外れてしまった。
同点に追いつかれたアーセナルは再三ブライトンゴールに迫るも、最後まで勝ち越しゴールを奪うことができず。1-1の引き分けに終わった。
この結果、3位チェルシーの来季CL出場が決定。アーセナルは最終節を残して勝ち点67の5位につけ、4位トッテナムとの勝ち点差は3となってしまった。このため、トッテナムは引き分け以上で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決まり、アーセナルはバーンリーに勝利し、トッテナムがエバートンに負け、得失点差でトッテナムを上回らなければCL出場権を獲得できない。だが、アーセナルはUEFAヨーロッパリーグで準決勝まで残っているため、優勝すればCL出場権を獲得することができる。
【得点者】
9分 1-0 オーバメヤン(アーセナル)
60分 1-1 マレー(ブライトン)
【了】