フランクフルトのルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】
フランクフルトのフレディ・ボビッチSD(スポーツディレクター)は、同クラブ所属のセルビア代表FWルカ・ヨビッチがレアル・マドリーへの移籍に合意したという報道を否定した。米『ESPN』が同SDのコメントを伝えている。
現在21歳のヨビッチは今季フランクフルトで最大の得点源として活躍。ブンデスリーガで17得点、公式戦合計26得点を叩き出し、守備の要を務める長谷部誠らとともにチームの好成績に大きく貢献している。
その活躍には多くのビッグクラブも関心を示し、特にマドリーが有力な移籍先候補だと噂されてきた。スペイン紙『アス』は3日付で、移籍金6000万ユーロ(約74億7000万円)でのマドリー移籍が両クラブおよび選手の間で合意に達したと報じた。
だがボビッチSDは合意を強く否定している。「レアル・マドリーとは何の接触もない。嘘をつく必要などない。本当に彼らからの連絡はまだ何も受けていない」と同SDは語った。
移籍金の20%が前所属クラブのベンフィカに支払われる契約の存在もあり、フランクフルトは6000万ユーロをさらに上回る移籍金を要求する考えではないかとの見方も伝えられている。果たしてマドリーへの移籍は実現するのだろうか。
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