ソン・フンミン【写真:Getty Images】
トッテナムに所属する26歳の韓国代表FWソン・フンミンが、早くも2019年のバロンドール受賞を期待する選手の一人に挙げられている。米メディア『フォックス・スポーツ・アジア』が候補5人を選出した。
サッカー専門誌「フランス・フットボール」が創設したバロンドールは、毎年12月ごろに受賞者が発表される。まだ半年以上先になるが、同メディアは早くも5人の候補の名前を挙げた。パリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エムバペ、アヤックスのマタイス・デ・リフト、リバプールのフィルジル・ファン・ダイク、バルセロナのリオネル・メッシ。そしてトッテナムのソン・フンミンだ。
ソン・フンミンは昨年6月のロシアワールドカップで戦った後、2018/19シーズンの開幕直後にインドネシアで開催されたアジア大会に参加し韓国代表の一員として優勝に貢献。それに伴い兵役免除となったため、トッテナムでの活動にも支障がなくなった。その後も1月のアジアカップに参加するなど過密日程をこなしているが、怪我で離脱することなくトッテナムで公式戦45試合に出場し20得点10アシストという結果を残している。
トッテナムにはエースのイングランド代表FWハリー・ケインが在籍しているが、それに引けを取らない活躍を見せているのだ。同メディアはソン・フンミンについて「これらの候補リストの中では最もダークホースの存在。公式戦45試合出場で20得点10アシストという成績は、プレミアリーグのように競争が激しく、難しいリーグで結果を残すことを求められるウインガーとしては驚異的なデータだ」と評価している。
今季、トッテナムはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を果たした。悲願の優勝まで、あと一歩のところまで迫っている。仮にタイトルを獲得した場合、ソン・フンミンのバロンドール受賞を期待する声はより一層高まりそうだ。
【了】