ハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーからドイツ・ブンデスリーガのバイエルンに期限付き移籍をしているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがレアル復帰がほぼ確実となったようだ。英メディア『ミラー』などが現地時間の3日に報じた。
ハメスは2014年に行われたブラジルワールドカップで活躍し、同年7月にレアル移籍を果たした。だが、レアルでは現ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWガレス・ベイルがウィングのポジションに君臨。さらにはFWルーカス・バスケスなどの台頭により、ポジションを失ってしまう。そして、2017年にバイエルンへ2年間の期限付き移籍となった。今季は公式戦28試合に出場し、7得点6アシストを記録している。
今季でバイエルンとの期限付き期間満了となるハメスは、レアル復帰を希望している。だが、レアルはチェルシーからベルギー代表FWエデン・アザールとトッテナムからデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得を狙っていて、ハメスのポジションはないかもしれない。
そんなハメスには以前からイングランド・プレミアリーグのアーセナルが獲得に興味を示していた。だが、今季の補強資金が限られているアーセナルは獲得に難色を示している。そうなると、出場機会がなくなることを覚悟して、本人も希望するレアル復帰の道しかないのかもしれない。
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