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フランクフルト、39年ぶりに欧州大会決勝に向け意気込み。「失うものは何もない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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マテオ・コバチッチ(左)と競り合うセバスティアン・ロデ(右)【写真:Getty Images】

 ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのフランクフルト対チェルシー戦が現地時間2日に行われ、1-1の引き分けに終わった。フランクフルトの選手たちは2ndレグに向け手応えを感じているようだ

 試合後、セバスティアン・ロデは独メディア『RTL』で「とてもタフな試合だった。沢山走って守備をする事に多くの時間を割いた。試合を上手くコントロールしていたチェルシー相手に良く戦ったと思う。来週に全てが決まる、決勝に進めるように頑張りたい」と試合を振り返った。

 また、デニー・ダコスタはスポーツ・チャンネル『ダゾーン』のインタビューで「90分間走り切る事は出来なかったが、チェルシー相手にチャンスを作る事が出来た。フレッシュさが足りなかったが全体的には良いプレーが出来たと思う」と1-1の結果をポジティブに捉えている。

 アディ・ヒュッター監督は「我々はアウェイでゴールを決めなければならないという課題をクリアしなければならない。チェルシーが優勢かもしれないが、彼らが決勝に進むという事ではない。我々には失うものは何もない」と9日に行われる2ndレグに向け意気込みを語った。

 今大会のフランクフルトはラツィオやシャフタール・ドネツク、インテルといった強豪相手にアウェイ戦でも勝利しており、チェルシー戦でも再現を狙う。果たして39年ぶりに欧州大会で決勝進出する事は出来るのだろうか。

【了】

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