アル・サッドのシャビは今季限りで引退することが決まった【写真:Getty Images】
カタールのアル・サッドに所属する元スペイン代表MFシャビが今季終了後に引退する事を発表した。2日付けのスペイン紙『マルカ』など複数のメディアが報じている。
シャビは2020年6月30日まで同クラブとの契約をしているが「今季が選手として最後のシーズンになる」とのコメントを発表した。
バルセロナの下部組織出身のシャビは1998年8月に18歳の若さでプロデビューを飾った。その後バルセロナで通算769試合に出場し8度のリーグ制覇、4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など27個のタイトル獲得に貢献した。その後2015年にアル・サッドに移籍しこれまで84試合でプレーしている。
また2000年11月にはスペイン代表として初出場を果たし2010年のワールドカップ優勝、2008年と2012年にはEURO連覇の中心選手として活躍するなど通算133試合に出場した。
そんな39歳は「監督としての準備をしている」と引退後のキャリアとして指導者になる事を夢見ているようだ。続けて「私の監督としての哲学は、(故・)ヨハン・クライフやラ・マシア(バルセロナの育成組織の名称)の下で学んだスタイルを発展させていく事だ」と付け加えている。
バルセロナで一時代を築いたシャビが監督として再びカンプノウに戻って来る日はいつになるのだろうか。
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