バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシとユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは、立て続けに「クラブ通算600ゴール」を達成した。だが600ゴールに至るまでの得点ペースではメッシがライバルに大きく差をつけている。
C・ロナウドは4月27日に行われたセリエA第34節のインテル戦で通算600点目となるゴールを記録。それから4日後、メッシも1日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝1stレグのリバプール戦で挙げた2ゴールにより600点に到達した。
バルサ一筋でプレーを続けてきたメッシは、683試合の出場で600ゴールを達成。1試合あたりの平均得点数は約0.88ゴールとなる。
一方のC・ロナウドはスポルティングCP、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユーベの4クラブで合計600ゴールを記録してきた。4クラブで通算801試合に出場しており、1試合あたり約0.75ゴールを挙げていることになる。
600ゴールに到達するまでにメッシより100試合以上を多く要した理由は、キャリア初期のC・ロナウドがさほど得点の多い選手ではなかったことにあるとも言えそうだ。スポルティングとユナイテッドでのキャリア最初の数年間を除けば、C・ロナウドもほぼメッシと同程度のペースで得点を重ねてきた。
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