フィテッセのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが保有権を持つノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーは、来季からアヤックスへ2年間レンタルされる可能性があるかも入れない。オランダ紙『テレグラーフ』が伝えた。
ウーデゴーは母国ノルウェーのストレムスゴドセットで15歳でのプロデビューを飾り、ノルウェー代表にも史上最年少の15歳253日でデビューするなど、“神童”として大きな注目を集めた。多くのビッグクラブによる争奪戦の末、2015年1月にはマドリーへの移籍が決定した。
マドリーでも最年少デビューを成し遂げたが、層の厚いトップチームで十分な出場機会を獲得するには至らず。2016年から2年間はオランダ1部のヘーレンフェーン、今季は同じくオランダ1部のフィテッセへとレンタルされた。
現在20歳となったウーデゴーは、フィテッセでは不動のレギュラーとして活躍し、今季29試合に出場して6ゴール9アシストを記録。だが、マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督の来季の構想には含まれていないとみられる。
来季から2年間はオランダの名門アヤックスへレンタルされる話が持ち上がっており、近々交渉が行われる見通しだと伝えられている。アヤックスは当初乗り気ではなかったものの、先日のアヤックス対フィテッセ戦でも好プレーを見せていたことなどから、獲得交渉を進める意志を固めたという。
マドリーとの契約は2021年までとなっており、2年間のレンタルを終えれば契約が満了。フリーで手放すことになるリスクを避けるため、マドリーは契約延長の交渉も行うとみられている。
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