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英記者協会の年間MVPはスターリング。ファン・ダイクの個人賞2冠はならず

text by 編集部 photo by Getty Images

ラヒーム・スターリング
マンチェスター・シティのラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】

 イングランドのサッカー記者協会(FWA)は29日、2019年のFWA年間最優秀選手にマンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングを選出したことを発表した。

 受賞者の選出はFWAに加入する400名以上の記者による投票で行われ、スターリングは62%の票を獲得。1948年に設立され、サッカー界“最古の個人賞”だとされる同賞をシティの選手が受賞するのは1969年のトニー・ブック氏以来50年ぶりとなった。

 2位にはリバプールのDFフィルジル・ファン・ダイクがスターリングと100票差で続き、3位はシティのFWセルヒオ・アグエロ。その他、ハリー・ケイン(トッテナム)、エデン・アザール(チェルシー)、アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル)、ベルナルド・シウバ、ダビド・シルバ(ともにシティ)らも票を獲得したとのことだ。

 スターリングはプレミアリーグでリバプールと熾烈な優勝争いを繰り広げられるシティの主力として、今季公式戦23ゴールを挙げるなど活躍。イングランド代表でもUEFAネーションズリーグやEURO2020予選で計6ゴールを挙げている。

 英国の個人賞として最も重視されるPFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手賞は28日に発表され、ファン・ダイクが受賞していた。だがスターリングもPFA年間最優秀若手選手賞に続き、記者の選ぶ年間MVPを受賞した。

 昨年はリバプールのFWモハメド・サラー、一昨年はチェルシーのMFエンゴロ・カンテがPFAとFWAの年間最優秀選手をダブル受賞。受賞者が異なるのはレスター・シティのFWリヤド・マフレズとFWジェイミー・ヴァーディーが賞を分け合った2016年以来となった。

【了】

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