ウニオン・ベルリンに敗れたハンブルガーSV【写真:Getty Images】
酒井高徳と伊藤達哉が所属するハンブルガーSV(HSV)は監督交代を考えてはいないようだ。
現地時間28日、HSVはドイツ・ブンデスリーガ2部第31節でウニオン・ベルリンと対戦し0-2で敗れた。この結果、試合前までは自動昇格の2位だったチームは4位まで転落、一転してプレーオフ圏外になってしまった。
6試合連続勝ち星がない状況だがラルフ・ベッカーSD(スポーツディレクター)は「誰かを犠牲にするという考えはない。監督に責任を押し付ける事は簡単だ」とハネス・ボルフ監督の更迭を否定した。続けて「大事なことは誰を信用するかだ」と語った。
監督続投を明言したHSVだが、現在首位を走るケルンは監督解任を決断している。26日にダルムシュタット戦で1-2と敗戦したケルンは翌日にマルクス・アンファング監督を解任しU-23を指揮しているアンドレ・パヴラク氏の就任を発表した。
残り5試合となった状況で異なる選択を行った昇格最有力とされてきたHSVとケルン。シーズン終了後に今回の選択が正しかったクラブがはっきりするだろう。
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