昌子源【写真:Getty Images】
【サンテティエンヌ 2-0 トゥールーズ フランス・リーグアン第34節】
フランス・リーグアン第34節、サンテティエンヌ対トゥールーズが現地時間28日に行われた。試合は日本代表DF昌子源が所属するアウェイのトゥールーズが0-2で敗れた。
昌子はセンターバックとして先発し、14試合連続のスタメン出場となった。ビルドアップ時の起点になるなど積極的な姿勢を見せるが、2失点目に関与してしまった。
試合を動かしたのはサンテティエンヌだった。試合開始早々の2分、左サイドを抜け出したイヴ・ポロマが中央にグラウンダーの速いクロスを供給。これにファーサイドでベリッチが合わせ、サンテティエンヌがいきなり先制に成功した。
10分、左サイドでトゥールーズは縦パスを入れられ、ハズリがスルー。ハズリに対して昌子が飛び込んでしまい、一発で抜かれてしまう。これにアムマが反応すると、ハズリに預ける。さらにペナルティエリア右にいたベリッチに横パス。ベリッチが冷静に流し込み、リードを2点に広げる。
点差を縮めたいトゥールーズは前半チャンスを作るも、中々ゴールを奪うことができない。前半はサンテティエンヌの2点リードで折り返す。
後半に入ってもサンテティエンヌのペースは変わらず。トゥールーズはチャンスを作ろうとするが、サンテティエンヌDFに阻まれ、中々ゴール前まで運ぶことができない。逆に押し込まれてしまい、危ないシーンを作られる。
だが、トゥールーズが最大のチャンスを迎える。76分、左サイドで受けたグラデルがペナルティエリア内に侵入。ドリブルで仕掛けるが、相手DFに倒され、PKを獲得した。だが、これをグラデルが外してしまい、1点差に詰め寄ることができない。
トゥールーズは最後まで得点を奪うことができず。0-2で敗戦した。黒星を喫したトゥールーズは4試合を残して勝ち点36の15位。降格プレーオフ圏にいる18位カーンとは勝ち点7差となっている。
【得点者】
2分 1-0 ベリッチ(サンテティエンヌ)
10分 2-0 ベリッチ(サンテティエンヌ)
【了】