サガン鳥栖【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第9節のサガン鳥栖対湘南ベルマーレ戦が28日に行われ、アウェイの湘南が2-0で勝利を収めた。鳥栖は無得点でのリーグ戦4連敗となった。
59分には大橋祐紀のゴールで湘南が先制点を奪い、終了間際の89分には梅崎司が追加点。鳥栖はベンチスタートだったフェルナンド・トーレスやビクトル・イバルボも後半途中から投入して反撃を試みたが、90分間無得点に終わった。
これで鳥栖はリーグ戦4試合連続の無得点敗戦。スコアレスドローだったその前の横浜F・マリノス戦も含め、5試合連続でゴールがない。今季の得点は第4節のジュビロ磐田戦で後半アディショナルタイムにイサック・クエンカが挙げた劇的決勝ゴールの1点のみだ。
9試合を終えてわずか1得点という数字は、J1のリーグ史上ワースト記録を更新する成績となった。過去には2014シーズンの徳島ヴォルティスと、ステージ成績も含めれば2016年2ndステージの名古屋グランパスが9試合終了時点で2得点だったのが最少記録だった。
令和への改元後に行われる次節は5月4日に大分トリニータとアウェイで対戦。鳥栖は新元号で心機一転し、久々のゴールと白星を挙げたいところだ。
【了】