大一番を落として優勝が遠のいたドルトムント【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントを率いるルシアン・ファブレ監督は、ブンデスリーガ優勝はもう不可能だと考えている。同指揮官のコメントをドイツ『キッカー』などが伝えた。
27日、ドルトムントはシャルケと戦い、2-4で敗れた。伝統のダービーマッチとはいえ、今季低迷している15位シャルケにホームで負けたことで、ドルトムントは優勝から遠ざかっている。
ファブレ監督はまず、判定に激怒。ユリアン・ヴァイグルのハンドでPKをとられたシーンについて「サッカーを馬鹿にしている。選手にどうして欲しいんだ? 腕を切り落としたらいいのか。ルールをつくった人間は、自分を鏡で見ることもないのか。私からしたら、サッカー史上最大のスキャンダルだ」と、不満を述べた。そして、「タイトルレースは終わりだ」と指揮官は吐き捨てている。
勝ち点1差で首位のバイエルン・ミュンヘンは、28日に17位ニュルンベルクと対戦する。ドルトムントはもう追いつけないのだろうか。
【了】