【ビルバオ 1-1 アラベス ラ・リーガ・サンタンデール第35節】

　ラ・リーガ・サンタンデール第35節、ビルバオ対アラベスが現地時間の27日に行われた。日本代表MF乾貴士が所属するアウェイのアラベスは1-1のドローに終わった。

　前節欠場となった乾は82分からの途中出場も、積極的に攻撃参加。シュートを放つなどチームに勢いを与えた。

　38分、ビルバオがチャンスを作る。コーナーキックに最後ファーサイドのラウール・ガルシアが頭で合わせるが、上手くミートできず。先制のチャンスを逃した。するとビルバオにFKのチャンスが訪れる。

　42分、ビルバオはペナルティエリア手前の左寄りの位置でFKを奪うと、エチェバリアがゴールに突き刺し、先制となった。だが、アラベスが同点のチャンスを迎える。46分、ペナルティエリア手前の左寄りの位置からのFKに最後はボルハ・バストンがゴールを決め、同点となった。

　ビルバオのプレスに苦しむアラベスは中々チャンスを作ることができない。対するビルバオはウィリアムズにボールを集めるも、ゴールを奪うことができない。すると82分、アラベスはロドリゲスに代え、乾を投入する。

　乾が入ったアラベスはリズムを作る。85分、左サイドで受けた乾がドリブルで仕掛けると、右足でシュート。これはGKにキャッチされた。攻撃が活性化したアラベスだったが、最後まで追加点を奪えず、ドロー決着となった。

　ドローに終わったアラベスは勝ち点47で8位となり、UEFAヨーロッパリーグ出場圏内となる6位バレンシアとは勝ち点5差となっている。

【得点者】
42分 1-0 エチェバリア（ビルバオ）
45+1分 1-1 ボルハ・バストン（アラベス）

【了】